月1回ペースで参加し続けている鍼灸の講習会は、1年ごとの単位制で、現在、私は「臨床実習」クラスに通っています。
各班に分かれて班の中から一人モデルを決め、その人のつらい症状を聞きとり(問診)、体質や症状の性質を東洋医学の診断技術に沿って判断し、講師の指導のもと治療をしていくクラスです。
「モデル」は、「治療する人」を1人指名して、指名された人は、ツボへ鍼をどのように(角度、深さ、方向など)刺激として使うかを考えながら治療を進めていくのですが・・・
1班が約10~13人くらいでそのうち一人が「モデル」で、一人が「治療する人」で、黙々と実習。
あとの人たちはただ黙って治療が終わるのを眺めながら待ってるだけになりがち・・・☆
そんなの、つまんないっっっ!ヽ(`д´;)ノ
・・・っていうわけじゃないんですが、そのクラスに参加されてる方たちは、すでに「臨床実習クラス」を受けるだけの単位も取得済み&実際の臨床経験も「有」の方が多いわけで(^∀^;)
だったら、その「臨床実習」と同時に自分が普段、臨床の現場でどんなことをしているのかをディスカッションする場として共有してもいいのじゃないかと思ったりもするのです(笑)
そんなことができたらなぁ~♪なんて思って、前回ご指名いただいたときに、香庵で普段しているように治療したら、班のメンバーの方にめちゃくちゃ驚かれました☆
でも、その後、私たちの班は、ディスカッションや情報提供など活発にできる班へと成長♪・・・だと思いたいデス(笑)
先日の日曜日、この「臨床実習」でまたご指名をいただいたのですが、モデルの方から、
「治療中の様子を録音させてください。(・ω・)」
というオファーがあり、治療中の内容と班メンバーからの質問に答えているシーンを録音・・・かなり笑い声の多めな感じになりました(笑)
1時間ちょっとだったし、特に大きな声を出していたわけでもなかったけど、翌日、月曜日から声がスゴイことになっていてちょっとびっくり!Σ(O Д o;)
香庵には声を職業にされていらっしゃる方々もお見えになるので、この話をしたら、
治療を受ける時に(東洋医学的な)説明を一緒に受けると、分かりやすくて論理的でいいと思うけどね。だまって鍼刺される方がむしろ怖いんじゃないかなぁ?(^ω^)
・・・え、ポイント、そこ?(・_・;)←(私)
どうやら、「声を出す」という職業の方々はそこにある種の技術があるわけで、その訓練がないままに発声をすれば「そりゃのど傷めますよ、当然。」ということで、私のガラガラ声もその「当然」範囲内なので驚かれなかったのです(笑)
それより、治療を受けるときに説明を受けることもすごく重要なことと感じていらっしゃったのが今回分かったのでした。(^_^A
香庵での治療では東洋医学的な診断に基づいて、ツボの反応、「コリ」や筋肉の状態などを、なるべくわかりやすく具体的にお伝えして、それをどんな方法でどのように改善していくのかも説明してから治療しています。
それが鍼灸の講習会ではどこでも驚かれてしまうので、私としては戸惑ってしまうこともあったのですが、今回、このエピソードのおかげで、
やっぱり、ちゃんとお伝えすること。って大事なんだ!
・・・っていう方向性がハッキリしました♪(^□^)
じゃ、この方向で。(がんばるっ♪)
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まだちょっとダミ声を残しつつ、決意したのでした(笑)